属性

商品名

記憶装置は、いくつかの基本的属性で分類できる
また、実装に固有な属性もある
基本的属性とは、揮発性/不揮発性、書き換え可能/不可能、アクセス方式、アドレス指定方式である
また、どんな実装であっても容量と性能は重要な属性である

記憶装置は、読み出し時にデータの内容を破壊してしまうもの(破壊読み出し)とそのまま残るもの(非破壊読み出し)に分けることができる
磁気コアメモリは破壊読み出し、スタティックRAMは非破壊読み出しの代表的なものである

揮発性と不揮発性

商品名

不揮発性メモリ
電力を供給しなくとも格納した情報を保持できる
長期間の記憶に適している
現在は主に二次/三次記憶装置やオフラインストレージで使われている
1950年代から1960年代にかけては、磁気コアメモリが一次記憶装置にも使われていた
揮発性メモリ 情報を保持するには、電力供給が必要である
現在最も高速なメモリ技術は揮発性である(普遍的法則ではない)
一次記憶装置は高速性を求められるため、揮発性メモリを使うことが多い

ダイナミックとスタティック
ダイナミックメモリ 揮発性メモリのうち、定期的な再読み取りと再書き込み(メモリリフレッシュ)をしないと格納してある情報が消えてしまうもの
スタティックメモリ 揮発性メモリのうち、リフレッシュを必要としないもの

書き換え可能か否か
読み書き可能ストレージ(リードライト) 情報をいつでも上書きできる
一次記憶装置としてある程度の容量の読み書き可能ストレージを持たないコンピュータは、ほとんどの場合役に立たない
現在のコンピュータは通常、二次記憶装置にも読み書き可能ストレージを使っている
読み取り専用ストレージ(リードオンリー) 媒体製造時に情報を記憶させるものと、製造後に一度だけ書き込むことができるライトワンス型(WORM)がある
三次記憶装置やオフラインストレージに使う
例えば、CD-ROMやCD-Rがある
低速書き込み、高速読み取りストレージ(リライタブル) 読み書き可能だが、書き込み操作が読み取り操作よりも遥かに低速なストレージ
例えば、CD-RWなどがある

アクセス方法

 ランダムアクセス
  任意の位置へのアクセスをほぼ一定の時間で行える
  一次記憶装置や二次記憶装置に適している

 シーケンシャルアクセス
  逐次的に情報にアクセスする
  従って、ある情報へのアクセスにかかる時間は、最近アクセスした位置に依存する
  オフラインストレージに適している

アドレス指定方法
 位置指定可能
  数値的メモリアドレスでアクセスしたい位置を指定する
  現在のコンピュータでは、一次記憶装置で使用する
  アドレス指定はプログラム内から行うもので、人間がアドレスを指定するのは難しい

 ファイル指定可能
  情報は可変な大きさのファイルに分割されていて、人間にもわかりやすいディレクトリ名やファイル名を使ってファイルを指定できる
  実際の装置は位置指定可能であるが、オペレーティングシステムがファイルシステムとして抽象化し、操作しやすくしている
  二次/三次記憶装置やオフラインストレージで使用する

 コンテンツ指定可能
  ハッシュ値や短い識別子でアクセスする情報を選択する
  コンテンツ指定可能ストレージはソフトウェアでもハードウェアでも実装できる
  ハードウェアの方が高速だが、高価である

容量
 記憶容量
  デバイスまたは媒体が記憶できる全容量
  ビット数やバイト数で表される
 記憶密度
  情報をどれだけコンパクトに記憶できるかの尺度
  単位長、単位面積、単位堆積あたりの記憶容量

性能
 レイテンシ
  ストレージの特定位置にアクセスするのにかかる時間
  一次記憶装置の場合はナノ秒単位、二次記憶装置ではミリ秒単位、三次記憶装置では秒単位程度である
  読み取りと書き込みでレイテンシが異なる場合もある
  シーケンシャルアクセス式の場合、ばらつきが大きいので、最小・最大・平均で表す

 スループット
  単位時間当たりの読み書きの速度
  ビット毎秒も使うことがあるが、通常はメガバイト毎秒などの単位を使う
  レイテンシと同様、読み取りと書き込みで異なる場合もある
  また、逐次的なアクセスの方がランダムなアクセスよりスループットが高くなる

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